こんにちは、真田です。9/15(日)、ファイナルラウンドを迎えました。本戦とリパチャージ(敗者復活戦)でそれぞれ勝ち残った上位2名、合計4名がファイナルラウンドで対決します。
本日の予定
会場は朝早くからすごい人でごった返し
昨日とは違い晴天、しかし昨日と同じように見応えがありそうな強い波が押し寄せていました。
波強し
7時半頃、着きましたがこれまでで一番たくさんの人々が既に会場におり、防波堤の上など観戦に適した場所付近は既に立錐の余地がないほど混んでいました。
誰か隙間に入れてくれー!
上から眺めるほうが俯瞰で観られて試合運びがわかりやすいため、何度か隙間をみつけようとトライしました。しかし、あまり良い場所がなく、断念してビーチに降りて観ることにしました。
潮が若干引き、8時半ごろ、ビーチ解禁。ここからしかビーチへ降りられないため、一時長蛇の列が。
ファイナルランド前
会場にいる人々は最終日まで残ったサーフィン界のレジェンド、ケリー・スレーター(アメリカ代表、47歳)を楽しみにしていて、そのライディングでは、隣の人、後ろのお兄さんたち、ちいさな子供たちまで、つまり、すべての人が「ケリー、ケリー!」と応援し、技のひとつひとつに感動の声を上げていました。
ケリー・スレーターの9/11のインタビューはこちら(THE SURF NEWSのページへ)
ビーチは端から端まで観客がいっぱい
精神統一(ニュージーランド代表のビリー選手)
選手には波に入る前のルーティンがそれぞれあるようです。
波乗りジャパンの村上舜選手はスピードと切れのあるライディングで強豪ぞろいのリパチャージを3回勝ち上がり、見事、ファイナル進出となりました!
ついにファイナル
ファイナルラウンドは村上舜(日本代表)、コロヘ・アンディーノ(アメリカ代表)、ガブリエル・メディナ(ブラジル代表)、イタロ・フェレイラ(ブラジル代表)の4名で争われることに!
イタロ・フェレイラが7本目で10ポイントライド! アイススケートの羽生結弦選手の10点満点はTVに釘付けでみていますが、サーフィンの試合で10点満点を目の前で観られるなんて、大興奮!
コロヘ・アンディーノ、イタロ・フェレイラはさらに得点をのばそうと、すごい高さで波のてっぺんから飛び出し、会場は大いに盛り上がりました。そして、最後まで攻め続けたイタロ・フェレイラがゴールドメダルとなりました!
村上選手は終盤3位をキープしていたのですが、ガブリエル選手のラスト1本で逆転され、惜しくも4位(カッパー)となりました。しかし、アジア大陸で1位、2020年東京オリピック出場資格を獲得!おめでとうございます!!
最終のResult。速報は手書きが一番早い!
表彰式
表彰式もたくさんの人で熱気にあふれていました。
メンズの表彰だけでなく、チーム別の表彰も行われ、ブラジルが1位、アメリカが2位、日本が3位に!
ステージ上の波乗りジャパンチーム
ブラジルはイタロ選手の男子個人優勝&チーム優勝で、2回、国歌が流れていました。
チーム別の4位は女子個人戦でゴールドメダルだったソフィア・ムラノヴィッチ選手の代表国、ペルーが4位。
ソフィア・ムラノヴィッチ選手優勝の記事はこちら(SURF MEDIAへ)
この大会は、昨年の田原大会の42カ国を上回る55カ国、240名のサーファーが参加し、これは2017年フランス大会の47カ国を上回る最高記録になるそうです。
詳しくはこちら(THE SURF NEWSへ)
表彰式の司会の女性もおっしゃっていましたが、オリンピックは男女ともに20名の選手で争われる大会、ということを考えると、この大会がいかに多くの国と選手が集まった大会か、といううことがわかります。
詳しくはこちら(オリンピックチャンネルへ)
素晴らしく盛り上がった大会、世界のスーパースター、各国の代表選手の熱戦!
平素は軟弱に暮らしていますが、重いリュックをしょって5時間ずっと立っているのも、毎日駅からコンビニ寄って片道約30分を会場まで歩くのも、全く苦になりませんでした。ほんとうに宮崎に行けてよかったです!!
▼情報収集に役に立つサイト
『2019ISAワールドサーフィンゲームス』特設ページ 2019.09.07-15 宮崎・木崎浜(THE SURF NEWSへ)