梱包のテクニックと最後のおもてなし
営業企画部の岡島です。 今回は、物流の中で大きな要素である「梱包」について調べてみました。梱包にも準備は重要!
時間指定のお急ぎ便や小口郵送の急増による物流業界の問題については、以前のブログで触れましたが、ネット購買やフリマサイト等が浸透している中、個人の宅配利用頻度は今後も益々高くなっていくと思われます。 私自身も、amazonをはじめネット通販を利用し、宅配会社さんにも大変お世話になっています。 幸いにも、今まで商品や取引上の大きなトラブルはありませんが、中には、雨により水漏れや、海外サイトの簡易包装で商品が潰れていたり…と、商品到着の喜びから一転、悲しい気分になりますよね。 その反対で、ある健康飲料サイトの梱包では、段ボールのガムテープの端が少し折ってあり、手で開封から箱の解体まで簡単にできることが分かった時は、商品の満足を上回る感動すら覚えました。 さて、まずは基本的な梱包の定義から・・・梱包の種類と資材
個装 (物品1つ1つの包装) | 内装 (物品に対する内部包装。緩衝材など) | 外装 (段ボールや箱などのパッキング) |
■梱包資材…粘着テープ、緩衝材、段ボール箱など
通常の梱包でしたら、材料は手軽に手に入りますね。ただし、個別包装できない精密機械や液状のものなど、用途に応じて工夫が必要になります。品質保護は最優先ですが、開けにくい過剰なまでの包装や、梱包資材の廃棄のしやすさも気をつけたいところです。
梱包のお役立ちグッズ
・ノンカッターパック プチプチ等の気泡緩衝材が手で切れる。
・シュリンクフィルム amazonなどでおなじみのビニール梱包。 商品を厚紙などに載せて熱を加えると、フィルムが縮み製品がピタッと固定されるものです。 簡易的な梱包用フィルムは100円ショップなどでも売られています。
お役立ちサイト
運送会社の各社サイトで、品目ごとの梱包方法や引っ越し時のテクニックが紹介されています。
‣荷物の梱包方法(ヤマト運輸 公式サイトへ) 荷物の性質、重量、容積などに応じて、運送に適した梱包テクニックを紹介。
‣梱包材の紹介(佐川急便公式サイトへ) 梱包材を選択し、それぞれ荷物に適した用途をご案内。
‣ゆうパックご利用ガイド(日本郵便公式サイトへ) 目的別のゆうパックサービスのご案内。
まとめ
EC業界では、「梱包は最後のおもてなし」と言われているようです。 その業界でなくても、日常や会社生活の中で、発送物は多々あると思います。前述の、ガムテープを手で開け易くするちょっとした気遣いもそうですが、送り先の相手が開封する立場にたった梱包を心掛けたいものです。 過剰に時間やコストをかけてではなく、梱包という作業の中にもちょっとした真心をこめて、お客様満足梱包・発送を目指しませんか?